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こっそりスクショ、バレてますよ?Instagramストーリーズが新機能をテスト中

「GIFスタンプの追加」や「文字のみによる投稿機能の追加」など、次々とアップデートが行われているInstagram・ストーリーズですが、また1つ大きな機能追加が検討されているようです。

Instagram is currently testing a feature that identifies users who take screenshots of public Instagram Stories. Instagram already identifies users that take a screenshot of a photo or video that’s sent as a direct message.
(訳)Instagramは現在、ストリーズを投稿したユーザーが、誰がその投稿のスクリーンショットを撮ったか分かるような機能をテストしています。現状でも、ストーリーズを見てスクリーンショットを撮影・ダイレクトメッセージで送信した場合には、投稿者がそのユーザーを判別できます。

24時間で投稿が消えるというのが何より大きな特徴であるストーリーズですが、だからこそその投稿をスクリーンショットで撮っておこうというユーザーが多いのはわかりやすい話ですね。

ただ、ストーリーズの元になっているSnapchatのサービス思想からして、この「スクリーンショットを撮る」という行動をどう扱うか、難しい問題だったと想像されます。 元々は近しい男女が際どい写真・動画を送ることができるように設計されたサービスですからね(※詳しくはHow Reggie Brown invented Snapchat)。今回のテストは本来のサービス思想に則った形に軌道修正しよう...という思惑によるものでしょう。

現在テストの対象になっているユーザーがスクリーンショットを撮ると、下記のようなポップアップメッセージが表示されるようです。

テストの結果がどう出るか?

Instagram is likely testing how people respond to the new notices and may decide to never rollout the feature to all users, or perhaps change its behavior.
(訳)Instagramはこの新しい機能に(テスト)ユーザーがどういった反応を示すかを見た上で、この機能を全ユーザーに当てはめるか、方向性を検討し直すかを決めるようです。

もちろん現状ではこの機能はテストに過ぎませんので、一部のユーザーにのみ上述のようなポップアップメッセージが表示され、実際にどんなアクションを彼らがとるのかを元に今後の方針を検討すると思われます。これによりストーリーズを投稿する頻度が上がる方は多そうに思えますが、見るインセンティヴはやや減るのかも?という印象はありますね〜。

「機内モード」で回避可能という声も

ただ既に抜け道も指摘されています。

There are workarounds to avoid being detected though, as some Twitter users have pointed out —you can set your phone to airplane mode and then screenshot, or you can view the Instagram story via web browser on desktop and safely screenshot from there.
(訳)スマホを機内モードにした上でスクリーンショットを撮る、もしくデスクトップPCのWebブラウザを通して撮れば回避できるのでは?というTwitterユーザーによる指摘もあります。

やや手間ではあるものの、上記のような回避策があることを考えると、この「スクショ監視機能」がどれくらい効果を発するのかはかなり未知数ですね。実際にInstagramが今後どういう判断を下していくのか、気になるところです。

実際のユーザーがこの機能をどう思っているのか、生の声を聞きたいところでもありますね〜。ユーザーがストーリーズをどう使っているのか?にかなり関わってくるところですし。

文引用
Some people who screenshot Instagram Stories are getting flagged

© DESSART & Co.